今日はね

姉貴がハチクロを私の部屋に寄贈していったんですよ。4巻までは買っていたんですけど、個人的に来期またハチクロやるからそれまで続刊は待ったほうがいいんじゃないかなと思っていたら、あいつが買ってきた訳ですよ。
で、タダで寄贈してくれる言うんやったらそれでもえぇけど、ってことで貰ったんですが、その時いつか来るであろう重大な事態がやって来てしまった訳ですよ。一言で言えば、もう漫画置く場所無い。というか姉貴の部屋も物だらけだから俺の部屋を物置の代わりにしただけかよ。俺だって無理だってーの。
もとがせまい部屋なんで物をしまう場所が無いんすよ。ハチクロすらしまう場所がないくらいで。
漫画入れてる場所が特に限界でして。
なんとか入れ方を工夫してもっと場所を作れないかと思って今まで買った漫画引っ張り出して入れなおそうと思ったんですけどね。
その時ふと思ってしまったんですよ。
これとかあれとか二度と読まないだろうなって。特にハガレンとかななか6/17とか。
普段ならいつか役に立つ時もくるだろうと思い直してそれで終わりなんですが、今日はそれで終わりにはならずですね。
ぶっちゃけ売ればよくない?
という考えまで出てきてしまったんですよ。
金は使うと飛ぶようになくなるとか仰ってる方も世の中にはいるようですが、ここで断言します。
働けば別にお金はなくならないです。
で、別にあるもの売ってもぶっちゃけ意味ないけど捨てるくらいなら売れば…と思ってしまったのです。
かって近所の古本屋にドラクエの4コマ漫画を大量に売って100円にしかならなかった(実話)あの日以来、
買うなら売るな。売るなら買うな。を人生の指針としてきたO大ですが、さすがに部屋のスペースを増やせる上にSにゃんの日記のフィーチャリングになるなら売ってもいいんじゃない?という結論に達しました。
今まで「欲しくて買ったものを売る人間の神経がわからん」と言う人に便乗して、「俺は、売らない。」など、買った物を売る人間は人にあらずのような発言を繰り返して参りましたが、この度はこのようなことになってしまい関係者各位の皆様方にはこの場を借りて深くお詫びする次第であります。


でも、ぶっちゃけ売りにいくのめんどいんで屋根裏にしまって終わりかもしれません。
だから結果はまた次回、ということには多分なりません。

ツバサ・クロニクル 第5話「少年のケツイ」 ★×8

これはアニメとして面白いかどうかでなく、そのあたかも文学的命題の如き経験がそこに描かれていたことに興奮を覚えた、というのが正しい言い方かな。
新たなセカイにたどり着いた所には主人公(小狼)の父親と同じ名と、同じ魂を持つ、別の人間がそこにいた。しかし彼は父親とは違い、自分よりも一回り小さい少年だった訳ですよ。その少年は見た目だけでなく、一つの物事に打ち込み、その経験を他者に分け与えようとする点において、やはり魂を共有する存在であった。小狼はその少年、藤隆との「父と子」の関係性を拭い切れないが、一対一の対等な友人として振舞うように努める。
と、ここまででなにやら私の中のインスピレーションを非常に刺激してやまない題材の宝庫といいましょうか、これを題材に小説一編書けそうなほどですよ。子供の頃の父親でなく、父と魂を共有した、父親ではない少年というところがミソでしょうか。単に父親の過去から、尊敬すべき父親の認識を再構築していくというありきたりなテーマに帰着することなく、全くの他人としての「父親」が自分よりも目下の存在として現れた時、否が応でも愛着や主観のこもった「父親」としては映らず、絶対的他者としての「父親」の再認識のプロセスこそがテーマに据えられている点が、なんとも私には文学的に感じられたのですが。ある意味、反抗期を経て、庇護下におかれていた親子関係を、人格と人格の関係として捉えなおす思春期の心と重なる部分もあり、実際的な成長物語としても興味深い題目。
そんな風に思いながら観てた訳ですから、小狼と藤隆少年が夢を語り合う場面や、藤隆少年に向かって「敬語は、やめませんか?」と言ったり、小狼が昔してもらったように、藤隆少年に知識を教えとく、どの場面一つ取ったって鳥肌立ちまくりだっつーの。意味から意味が紡ぎ出されていくとでも言うのでしょうか、その行為の持つ行間の意味一つ一つに、かっ、感動した!!
最後の別れ際、藤隆少年は小狼から新しい夢を与えられ、小狼は「父さん」と一言つぶやくシーンなんて感動の絶頂って感じや!!久しぶりに少年に向けた冒険小説を一冊読み終えたような情感と爽やかさと後に残るものをじんみりと感じた話だった。これはスゴい。

ストロベリー・パニック 第8話「紫陽花」 ★×7

だんだん私が百合が好きなのか、百合「っぽい」ものが好きなのか、よく分からなくなってきたよ。確かに百合的な行動に至るまでの心情が紡がれていた方がいいとは思うんですけど、別に心情的意味合いがなくても、唐突に訪れた百合「っぽい」行動を見れただけで、なんかそれはそれで満足だったりする自分がいる訳ですよ。
という訳で今週のストパニ。別に心情なんて小さじ一杯程度しか描かれてないけど、百合っぽい場面はいっぱい。特に光莉と夜々は反則だろ、あれ。これはエロい。「夜々ちゃんには好きな人いないの?」って、てめぇカマかけてるんじゃねえのか!?それとも、わざと突き放してるのか、あるいは…。ぬなぁ〜、これは悶々とするよな。仕方ない。
他にも玉青然り、千代ちゃん然り、麻衣ちゃんを取り巻く人間関係がいろんな意味で面白すぎると私は思うのですが。「だいたい、渚砂ちゃんが魅力的過ぎるのが罪なんですっ」の台詞は嬉しさ半分、面白さ半分で大笑いさせてもらった。女の子同士がいちゃいちゃして喜ぶのは考え方がオヤジになってきた証拠です。仕方ない。玉青×渚砂支援でお願いします。静馬様は敵です。
それと今回の見所はやっぱり「秘密部」だと思うんですけど、どっかで見たノリだと思ったら、どう見ても極上生徒会でした。ありがとうございました。千華留おもしれぇ!!!特に

ガッ!!!!!!(チョークの砕けた音)

「現場百回!!!!!!」
はツボでした。実にいい極上生徒会でした。
静馬様と天音様の忘れられ組の「残念会」も笑わしてもらったし、オチもぬかりなし。上質なコメディでした。