涼宮ハルヒの憂鬱 第9話「サムデイ イン ザ レイン」 ★×5

多分、これは全部見終えた後にこそ厚みの出る話なんでしょうね。確かに部室に置いてある思い出の品々や、今まで起きたであろうイベントを示唆する言動、現時点で何も知らない私でもそれとなくそれを推測できる要素もあります。けど、登場人物同士の関係性の変化というのは過程の問題ですから、ズバリ言い当てることは出来ないんでしょうね。
ラストのハルヒの意地悪な笑顔も、残り五話(特に涼宮ハルヒの憂鬱編のラスト)を観た後だと別の意味を持ったものに変わるのでしょう。
涼宮ハルヒの「非現実」の皮をはいだら残る日常の物語。別に毎日が楽しい日じゃないけど、いつ楽しいことが起きるかわからないから、いつでもそこにいようと思う。多分そんな話。