乙女はお姉さまに恋してる 第5話「真夜中の教会」 ★×7

一子がメンバーに加わってからは加速度的にコメディとして楽しくなってきたなぁ、と感心。特にAパートの一子の詰め合わせは秀逸。一子のハイテンションにあわせて、作画枚数も増え、動きのコミカルさに加え、ころころと変わる表情の変化という、作り手としてはここ一番の見せ場でもあり、難しいところとは思います。それを微細な動きも描写しつつ(特に皆が出かけた後、寮の扉から外の出ようとするときの動きの細かさは素晴らしいかと)、表情の変化もくっきりと描けている点(特に由佳里を泣かして、自分も泣く場面)、これまたすごくアニメーションらしいアニメのお仕事を見たなぁと、感心。
それと、まぁもんもんとか、諸所の事情があって後藤邑子にはあまりいい印象を持っていなかったですが、一人で寮で待っているときの一人漫談で間を繋ぎ続けるその健気さに少し心打たれた。収録のときは終始一人で喋り続けていたのだろうか…。早口トークもさることながら、独り言を延々喋り続けるそのエネルギーに賞賛。
あとは、一子が馴染んだ後のキャッキャッした女の子同士の生活風景が非常に可愛らしくも眩しかった。ああ、やっぱり女の子ライフは萌えるなぁ。前回が瑞穂を中心としたハーレム生活なら、今回は一子を取り巻く女の子生活が心地よかった。女の子同士はやっぱり可愛いな、女の子同士。どっちの見方で楽しめばいいのか、迷うものです。