N・H・Kにようこそ! 第21話「リセットにようこそ!」 ★×7

前回の刹那的高揚の残りカスのようなお話。全てがうまくいく訳も無く、ただひたすらに悲しみ。雪合戦は確か、もっと小説では楽しそうな、青春を凝縮したような場面だったんですけど、青春と呼べるものは前回で終わってしまったので、もう何にもありません。
「お前、負けて帰るわけじゃないだろお!!」という叫びも、負け犬の遠吠えのようで、全てが悲しみに帰結していくぅ。岬の「もう私しかいないんだ」という言葉も、狭量で何も残ってない世界の裏づけにしかなんねぇ。ああ、感想書くのも覇気が入らない。
要は「どんなことにでも終わりはあるんよ」ってお話で。山崎といるってことが学生生活の延長ってのも、山崎がいなくなるってのも、その二つが示すものはモラトリアムの終焉というか、変わらない日常なんてないって話やん。そんな感じやね。
最近漫画版の最新刊出てましたけど、情緒性で言ったら圧倒的にアニメの勝ちです。山崎の彼女はアニメでは地道に頑張ってます、はい。