最終回を終えて、エル・カザドについて思うこと

自分にとっては、1クールにつき萌えキャラって一人いるか、いないかなぁってもんなんですよ。らきすたのような露骨な萌えアニメでさえ、別に特定のキャラに萌えるってこともあんまないんですけどね。
で、思えば今期における唯一の萌えキャラがエリスだったなぁ、と。毎週エリスの「いえっさ」を聞くためにエル・カザドを観ていた。エリスの成長を見守るのが日課だった。こんな風に他人の本心を汲むことの出来る人間になったことが喜ばしいと思った。娘の成長を慈しむ父親の心境です。
最終回は、確かにベタな作りではあるが実に爽やかだった。「それでも旅を続ける」と一言で済ましてしまえば、3分で終わる後日談でも、30分かければこれだけ清々しく出来るのですね。これまで旅を追ってきた一視聴者としても、満足度の点では満点をあげられる。
願わくば、エリスの旅路に幸あらんことを。