ef - a tale of memories. 第7話 ★×7

例の着信99件の場面は、なかなかアニメでは見ない表現ですね。少なくともあれだけの時間を割いて、こういう表現をしたケースは自分は知りません。着信の最後の方なんて「壊れていく」って感じがよく出ていたかと。昨今のアニメ状況ではヤンデレの一言で括られるであろう宮子な訳ですが、確かにこれだけ心から搾り出した言葉を徹底的に描写すれば、ヤンデレといわれる状態になる心情にリアリティが生まれるかと思う。いかにも今時のヒロインなんですが、一般のそれとは一線を隔するものにしようとする作り手の気迫でしょうか。
斬新な表現は、それだけでプラス評価です。


千尋パート。自分としては、麻生が無考慮に好意を垂れ流すだけの人間じゃなかったことが、むしろ良かったと思う。あそこで戸惑ったのは、千尋とのこと真剣に考えてる証拠。どうか許してやってください。
宮子パートにしろ、千尋パートにしろ、来週の気まずさはきっと異常。