よみがえる空 第12話「レスキュー」

こう言っては何ですが、私が救難に御用になることは一生無いと思いますし、大抵の人にとっては同じだと思うんですよね。
だから私がこのアニメから得た最大の教訓は人命を救うとか、人の命の尊さとかでなく、むしろ「死んだら負け」ってことだと考えてる。
だって、こんな死に方見せ付けられたら、誰だってこんな死に方だけはしたくないとは思わないだろうか?

耳からの出血は頭蓋骨の骨折による内出血が原因だとか。場合によっては髄液が流出したりも…。

死んでる人間の隣で、いつ自分もそうなるともわからない状況の中一晩過ごしたって考えるだけで私は気持ち悪くなったが…。

もっと悲鳴とかあげながら苦しんで死ぬならまだしも、寒さでそのまま心肺機能が停止して凍り死んでいくなんて、絶対嫌だろ…。
と、まぁ、柄にもない話をしたが、少なくとも私にとって最終回2,3話において、救難に対する情熱とか、残されたものの気持ちとか、そういうものは心に響くことはありませんでした。唯一心に残ったのは死って事実な訳で。ここまで絶対的な「死んだら負け」の事実をまざまざと見せ付けただけでも、リアリティの分の価値があるアニメだと私は思いました。
それと、要領足りなくなりそうだから、これからはキャプは自粛の方向で。