任侠の町

昨日は授業二つサボった。人間ブラボー。
ところで今回は新宿でxxxHOLiCトークイベント「アヤカシ研究所新宿分室」があるから、学校終わって早々にエスケープ。授業終了が5時50、開場が6時ってギリギリなんじゃあ、ヴォケェ!
ま、なんでこんなの行こうかと思ったかというと、CLAMP信者というのと、この手のイベントはたとえ出演者に名前が無くても必ず最後は声優が来ると確信していたから。生福山潤
でもさ、まず場所が問題なんだよ。あそこ新宿の歌舞伎町のど真ん中やん!周りの店は「大人の○○○○」とかばっか。客引きと思われるスーツの連中。む、無理だろ、この町!!なっ、なんか周りスーツの連中に囲まれてるで!?
なんとか現地に到着。例のごとく公園で待たされる。その後入場。ここで気づいたのだが、客の4割くらいが腐女子だった。あれっ、おっかしいなぁ。どうせ男しか来ないと思ったんだけどなぁ…。なんか空気悪いっすよ!!
それでね、店内なんだけど「パンピーが深夜に溜まり場にしてる腐った酒場」の雰囲気。あれっ、おっかしいなぁ。これ明らかに場違いだよな。身の安全の確保のため、一番奥、最前列の一番右端に座る。ここでまた気づく。一人で来てるひとってほとんどいなくね?この店はテーブルが適当にあって、周りはそこを集団で陣取ってすでに盛り上がっている。あれっ、なんか一人って気まずいぞ…。って、あれっ?いつのまにか腐女子に囲まれてる?完全に退路を断たれた私は、こうして開演まで鬱々と隅っこで本を読んでいましたとさ。
それと、この店の店員が怖い。超タメ口。入れ墨。しかしワンドリンクはタダらしいから「こっ、コーラ…」と注文した。が、そのコーラが私のところに届くことはなかった。たっ、たのしいな、おい!!
ありとあらゆる恐怖に耐えながら、7時頃、開演。まず進行のライターの方が入場。その後水島努監督、原作者大川緋芭さん入場。このイベントのコンセプトは「アニメスタッフが酒の勢いでぶっちゃける飲み会」らしい。結論から言って、本当に単なる「飲み会でよくある愚痴と本音」でした。あれっ、おっかしいなぁ。なんか作品の核心に触れるような話が聴けると思ったんだけどなぁ…。
このイベントでの内容は「酒の勢いで言ったことだから、皆には内緒にしてね」らしい。なので、おおまかにどんな話があったかだけ触れます。

  • CLAMPはアニメ化の際、ほとんどアニメにはノータッチらしい。監督も原作はあまり触れてない。ビジネスライク。
  • 大原さやかさんから日本酒の差し入れ。
  • xxxHOLiCの侑子さんは姉萌えがあるらしい。いや、姉萌えしんどい。
  • 話を総合すると 侑子さん−ドラえもん 四月一日のび太 ひまわり−しずかちゃん になるのかな?

ここで脚本の櫻井さんとシリーズ構成の平見さん入場。

  • 平見さんは萌えはさっぱりわからんが、座敷童子の話を書いたらしい。
  • アニメオリジナルの話もある。

ここで先行の第五話を見ながらのトーク

  • OPはよく目を凝らすとモコナもいる。
  • モブが白いのは手抜きでなく、演出。(そりゃそうだ)
  • 侑子の家はシステムキッチン
  • 「巨乳は世界の宝」by大川緋芭
  • 五話には引田天功がいる(笑)
  • 「アヤカシ研究室」という製作委員の名前は、ドクロちゃんの「木工ボンド部」に対抗してるっぽい
  • ネタバレ強→どうめきはお笑い好き。だから自分の思ったとおりの理想のツッコミを入れてくれるわたぬきが好き。

そしてQ&A

  • ネタバレ強→ひまわりはわたぬきを仲のいい友達程度にしか思ってない。恋が実ることは、ない。(大川さん談)

このあたりからスタッフがあわただしくなり、紙に「時間ないです!」と書いて、進行に終わりを促す。私の席からはそのやり取りが丸見えだった。
その後、大原さやかさん、伊藤静さん入場。待ってました!この展開のために来たんや!!
ほどなくいがらし五月さんが壇上に上がる。そして待望の福山潤の入場!!当然のことながら一瞬湧き上がる会場。おぉ…、腐女子パワー。
ここからは侑子さんにお願いをかなえてもらえたら何をかなえてもらうのか、そのためにならどんな対価を払うのかというトーク。ここは来た人だけのお楽しみ。
そしてプレゼント抽選。といっても追加オーダーした人だけが抽選券をもらえるので、コーラすら届かない私は抽選券を持ってるわけも無く、仕方なしに目の前のずっと電車の時刻表の冊子を黙々と読んでいた女性の抽選券を自分のと思いながらドキドキすることにした。大丈夫!6枚もあるんだからきっと当たるさ!
ま、外れたけど。俺んじゃないし。
このとき、すでに店側としては限界来ていたらしく、「あと10分で終わらせて!」という紙を進行に見せていた。だから、私の席からは丸見えなんだって。でも明らかに進行終わらせる気ねえ!!もうイベントより、いつ店の従業員がキレるかの方が気になってしょうがなかったぜ。だって、9時30分が初期の予定のイベントが10時軽く過ぎてるんだぜ?お得と言えばお得だが、私は入れ墨の姉ちゃんがいつ殴りこみに来るかハラハラしたよ。
なにはともあれ、10時15分ごろイベント終了。お疲れ様でした。
イベント全体として、後ろの腐女子、やばかった。「可愛い!」などと時折叫ぶのはまだいいのだが、興奮していたのだろうか、後ろから鼻息がかかる…。いや、無理だろ。かと思うといきなり「かっぽう着萌え〜!」と叫ぶ。挙句、「私達腐女子は疎外されているが、本当はどんなに素晴らしいか」を友人と語りだした。……。
で、帰り道。夜も深い歌舞伎町を突っ切るのは自殺行為なのは以前の経験から充分把握している。でも、大丈夫。今回は数十人もの腐女子といっしょに大名行列だから。さすがにスーツの連中も話しかけてこなかった。
こうして魔の都、新宿歌舞伎町を後にした私であった。