涼宮ハルヒの憂鬱 第5話 「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅲ」 ★×7

今までなんとなく「こうなのかな」と想像しちゃいたが、どこかのサイトを見て自分にネタがばれないようにしようと細心の注意を払い続けてきた部分がやっと解禁!それだけでもエンターテイメントとしての爽快感は絶大!ネタバレ厳禁主義を決め込んできてホント良かったよ…。
というのもですね、世間の涼宮ハルヒの話題性はすごいもので、今期アニメの中なら間違いなく№1だと思うのですよ。そんな中、ネタバレになってしまいそうな感想をかいくぐりながら涼宮ハルヒ関連の話題・反響を集めるって言うのはなかなかの至難の業だったわけですよ。唯一ネタバレしたのが、はてなキーワードの「みくる」の欄で未来人だとネタバレしたこと。あとは涼宮は日常系でなく、SFだという些細なネタバレだけで済みました。
というのも、感想サイトの中でも原作既読者の立場の方々は、未読者の方の楽しみを奪わないようにするために、示唆だけに留めた感想を心がけていたからだと私は思っています。その物語の「肝心どころ」をどの段階で知るかはそれぞれが決めることで、本当に気になった人はそれを知る手段はいくらでもあるわけです。でも何かの拍子でそれが望まずして分かってしまうのはとってもつまらないし、ガッカリすることだと思うんですよね、やっぱり。だから、感想を書く人がその時期を決めちゃいけない。ネタバレするならしっかりと「ネタバレ注意」と最初に表記してくれる。こういう感想サイト運営者のマナーの高さが今回の件をとおして実感できました。本当に有難いことです。


横道にそれましたが、本編。ハルヒは「神様」ですか、なるほど…。この作品は抑圧された「自分だけの世界」への潜在願望もテーマの一つだとは思っていましたが、なるほど、「傍若無人」「唯我独尊」「行き場の無いエネルギーの発露」「独占欲」「逸脱行為」、、、これら全部、一つの線上で繋がりそうですね。それが画面上で暴かれるときを楽しみに待つことにします。