錬金3級 まじかる?ぽか〜ん ぽか〜ん15「今夜の呪文は吸血鬼」 ぽか〜ん16「夢の呪文は一日だけの魔法」 ★×7

まじぽかのくせにAパート、Bパートともにいい話オチと来ましたか。でも個人的には変に屈折した終わり方よりもそっちのほうが好み。それに言っただろ?楽しめないまじぽかはもはや存在しないって。

Aパートは空気読めないゆうまかわいいと唱えとけ!
Bパートはですね、七夕のときと同じく各々が好き勝手に自分の願望を述べるいわゆる「GAっぽい」話かと思ってかかったものですから、よもや鉄子のために皆でアンドロメダ星雲を目指す話になろうとは思ってもいなかった…。意表を突かれたという意味でも、好印象。私の嗜好として、こういう仲良しこよしな雰囲気って好きなんですよ。何と言いましょうか、わりと唯我独尊、殺伐としたことになりやすい彼女達ですが、たまにお互いのため一生懸命になる姿を見ると一人ひとりのカラーを出すだけでは出し切れない関係性の奥行きが出来る。まぁ、言い換えれば煩悩の露骨な体現みたいな彼女らはかえって記号的な存在になってしまっている訳ですが、そんな時に仲間に尽くす様がふと垣間見られたりなんかすると、急に人間くさく感じられてしまうって感じですかね。キャラクターコンテンツにおいてこういう些細な配慮ってとても大切ですよ。まじぽかメンバー全員に愛着+1。
鉄子が「帰りましょう」と言ったとき、ちょっと涙腺緩んだのは内緒だ。


ところで

この本を読んでる透明人間ってナレーションのお姉さんですよね?
もしかしてナレーションのお姉さんって「実在してる」んですかね。前回のまじぽか5でもそうだったんですが、もしかしてナレーションのお姉さんは彼女らと同居する5人目の存在とかいう設定があったりしてな。いや、もしかしたらね。