桜蘭高校ホスト部 第20話「双子があけた扉」 ★×7

つまり、ホスト部の人々は自分らしく生きてみたかったから同じ場所に集まったって、そういう訳ですよね。すべからくして態度と想いは矛盾していて、その上さらに想いと願いも矛盾し合っている。実に青春していますね。こういう青臭さは好きです。
ただ、今回は終始作中で描写に何らかの意味を与えようとしている感じが滲み出ていたと言いましょうか、桜蘭高校らしくないですな。この作品の売りは今の人間関係に至るまでに根ざしていた悩みと、それを笑い飛ばしてしまうよな疾走感だと思うが故、今回は前者のウェイトが重すぎたとも思う訳です。まぁ、たまにはいいのかもしれませんが。