ストロベリー・パニック 第20話「告白」 ★×6

あぁ、妹達の可愛らしいこと、可愛らしいこと。やっぱりどろっとした愛憎劇よりも少女達の無垢で可憐な姿を鑑賞しているほうが私にとっては楽しいようです。あんな可愛い妹が5人もいるなんて、とっても果報者でうす〜@もう妹達には難しい大人の事情なんて分からなくてもいいから、伸び伸びと思い遣りと支えあいしか無い世界の中で生きていってもらいたい。
それにしたって、何故あんなに夜々と光莉はぎこちないんですか!?ただでさえ痛々しい麻衣ちゃんを見ていられないっていうのに、この二人にまでそんな風にされたら、一体この傷心はどこで癒せばいいのでしょうか?助けて妹達!!
そして、玉青ちゃんの告白、強烈でした。よもやここで第一話の話を持ってこようとは。不遇だな、と思いつつもにわかにじんみりとくるものはありましたよ。「ありがとうございます。」この一言にはガツンときました。あぁ、なるほど、愛情っていうのは信頼と敬意なんですね。流石玉青ちゃん。とてもためになりました。
そしてそして寝静まった渚砂への「あなたのことが、好きなんです。」と囁いて、静かに口づけする場面(少なくとも私はそう捉えています)。百合というなら、情愛に任せた激しいものよりも、情緒に任せて、静かに、密やかに一線を越えていくような切なさが欲しかったんですよ。これは確か以前M田氏と話したときにも言ったような気がしますが、夜々が強引にくちびるを奪ったようなものでなくて、届かないと分かっていて、それを秘め事として夜な夜な寝静まった彼女の唇を一人奪う、て感じのが見たかったんですよ、あの時は。まさかそれを玉青ちゃんが実践してくれるなんて…。これはもう百合の姫様は玉青ちゃんです。玉青ちゃんへの好感度が最高潮に達した今回でした。