轟轟戦隊ボウケンジャー Task.26「ガラスの靴」 ★×6

本当にぶっちゃけなんですが、基本的にボウケンジャーで語られるようなメッセージなんて便所の落書きくらいにしか思っていないんですよ。拳で語り合う並に、全く現実になんら意味をもたらさない戯言とに過ぎない。勧善懲悪のように、子どもに分かりやすく伝えるための意図があるというならまだしも、「人生はボウケンだ」的ないたずらに分かりづらいだけの言い回しで、子どもには理解できない、大人にはくだらな過ぎるっていうんですかね。
でも今回だけは妙に納得してしまった。一言で分かりやすく「他人に幸せにしてもらおうなんて思うな」ということを、シンデレラという誰でも知る童話をモチーフにした語り口を用いることで興味をひく形で提示した点、なるほど大人の私でも優れていると思いました。この水準で物語を供給してくれればもっと毎週楽しく観れるんですけどね。