桜蘭高校ホスト部 第24話「そして鏡夜は出会った」 ★×7

何か唐突に書きたくなるときってあるじゃないですか。
クールというのはすべからくして、本来の自分の姿を知られることでの気恥ずかしさ、人間恐怖があると思うのですよ。アニメでも現実でも。自分が何考えてるのか知られるのが嫌だから無味乾燥を装う。自分の内心を見透かされるのが恐いから、ステレオタイプな人格を装う。
クールなのは一つの心の防衛機能ですよね。クールであることが利得やら打算のためであると物申してみても、やはり本質的にはそこに集約されうるかな、と。そんなことを身をもって再認識させてく下さった今回の鏡夜さん。いいじゃないですか、自分の中の羨望を隠し通すためにクールでなければならなかった。若いですな。
そこに、自分の中には無かった「はず」の可能性を、なによりも見抜かれた他者によって与えられるなんて、本当こんな経験は若いときだけですよ。おいちゃんくらいの歳になってまうと、考え方も凝り固まってしまっての。人から衝撃的ともいえる影響受けるなんてめったに無いですよ。そう思いながら今までの、クールに徹しきれずにいるクールな鏡夜君見とるとな、おいちゃんもう少し若ければなって思うんよ。