ああっ女神さまっ 特別編その1「ああっウルドの小さな恋物語っ」 ★×6

OPがたいそう懐かしかった。本編は実のところ、一年前のTBSアニフェスで見た記憶が残っているので、初見ではないです。
ただ、この話はいつもののろけ話とは一味違うと言いましょうか、言われてみればすごく当たり前なんだけど、出来ないと決め付けてるせいで、本当は出来るものも出来ないってこと。これは実は世の中にはたくさんありふれていることなんだろうな。これは一年前見たときも正直に感心した。子どもが酒飲んじゃいけないは極端だと思いますが、そこまでの引き合いを出さないと伝わらないことだと思いますよ、これは。知らず知らずに世界には不可能の壁が無数に存在している訳で。
つまり、人生の大半って「これは出来ない、やってはいけない」って決め付けた線引きのせいで、すごく矮小で不自由なものになってるって話。自分にあの会社が受かる訳がない、自分に世界をまたにかけるほどの素質もない、とかそんな感じで自分の人生の可能性を限定し、縛り付けているのは子どもでも大人でも、それは生涯通して変わらないんでしょうね。あれは出来ないって決め付ける前に、その不可能を疑う生き方が出来れば自由になれるんですかね。なんか色んなものを言い訳にしてるな、大人てのは。大人になったら何でも出来るようになるってのは、ありゃ嘘ですよ。