乙女はお姉さまに恋してる 第3話「おとめが乙女を選ぶ時」 ★×7

学校ぐるみで皆のお慕い申し上げるお姉さまを決める展開がいかにも女学院らしくて萌え燃えだっつーの。紫苑が倒れ、瑞穂が抱きかかえ走り出す展開の、芝居がかった雰囲気がさらにストパニっぽくもあり、今回は正統な百合作品の展開だった。
ただ、得票の譲渡制度を説明した意図がよく分からなかった。本編では使ってないと思われるのだが、あえて説明する必要はあったのだろうか?そもそも、エルダー選出っていうのは当人の立候補制なのか、単に多くの生徒の中から誰かを選ぶ、それこそ人気投票制なのか、システムがよく分からないうちに投票まで進んでしまったような…。もし後者なら得票率82%っていうのは相当なカリスマだよなぁ。だったら紫苑の言い分も分からないでもないか。
あとは、最初の感想で触れましたが、登場キャラ各人の紹介が絶妙だと思います。第一話から順番に、まりや→紫苑→貴子と、メインキャラを一話ずつ使い満遍なく個性を発揮させる手法は、キャラが多すぎて覚えきれなくなってしまう最近のギャルゲー原作アニメのなかでも取り分け親切設計。