スネ夫について

以前見たドラえもんの話で、のび太が小学五年生の頭脳のまま、幼稚園くらいの時代の姿まで戻ってもう一度そこからやり直すって話があったんですよね。で、幼稚園くらいなのに二年生並みの頭脳があってこりゃ天才だって言われる話。まぁ、オチは勉強を怠り続けて、小学五年生になる頃にはもとののび太になってる訳ですが。
のび太の駄目な点って、知識と言うものを他人にひけらかすための材料だと捉えているのと、新しく知識を更新しようという気が全く無い点だと思うんですよね。
で、スネ夫はその逆じゃないんかと。
僕は基本的に、ものごとを実証的な知識に照らし合わせて考えることの出来る人間が好きなんですよね。だから、スネ夫みたいに現象の表面にとらわれず、その本質を理屈で切り捨てていくような人間は、正直カッコいいと思う。
その上でその知識を必要なときには間違いなく引き出せるように、知識を保持しておける点。そして、普段はその知識を露骨に披露しない点。そんなスネ夫にマジ感動しました!まぁ、買ってもらったラジコンとかゲームとかは自慢してるけどな!
また、説明不可能のものの存在を否定せず、追究するスネ夫の姿勢も立派だと思います。科学において、確認されていないものの存在を全て否定するのは、思考停止と同義だからな。いや、ご立派!