ef - a tale of memories. 第3話 ★×7

やっぱり千尋の方のシナリオが気になってしょうがない。悲劇のヒロイン路線一直線。うーん、実に好み。
13時間しか記憶が維持出来ないって設定が色々と妄想させるぜ。つまり、毎日その人の事を想い続けていないと、その人を忘れてしまうってことでしょ?つまり、千尋の中でその人の存在が消える時は、その人のことを想わなくなったときで。彼女が覚えていることが、相手を想うバロメーターになっている訳ですな。
なんかその設定だけで切なくなるぜ!きっとこれから先、麻生のことを忘れようとするけど、13時間彼のことをずっと想わずにいるなんてことが出来なくて、夢にまで出てきて、ずっと忘れられないとかあるんだぜ!?そう考えるだけでキュンキュンするぜ!
ところで、「約束を守って待ち続ける」といった、演出を使うのであれば、やはり記憶障害といった、これくらいの理由付けは必ずほしいと思うし、それだけ出来ていれば悲劇としては十分に完成していると思う。つまり、こういう演出って上手くいったときはその効果は絶大。逆にこれくらいの理由付けがなしに安易に待ち続ける演出を使ったりすると、クラナドの時に言ったけど、単なる精神病患者のように見えてしまうわけですよ。実際千尋は病気持ちなわけですが。
個人的には千尋と麻生が二人で駆け落ちなんてしてくれたら、最高に燃える。