みなみけ〜おかわり〜 第1話 ★×4

俺の好きなみなみけは、死んだ…。

  • OPから漂うオサレ感。ネギま!?かっつーの。無印のような、つい口ずさみたくなる軽快さも無いし、歌もオサレ臭くて微妙。
  • 春香がお馬鹿さんになっている。無印は何だかんだいいながら、姉妹を厳しくしかりつける、しっかりした女性だった。怠け者であっても、お馬鹿ではない。かくし芸とか、頭のねじが飛んだのかと。今回だけたまたま馬鹿な面が目立っただけかも分からんが。
  • 千秋様の春香に対する行動が割と容赦なくなっている。故意ではないっぽいが。いかんせん心の中の独り言が増えたせいか、春香の駄目な部分へのツッコミが激しい。無印のような春香に対する妄信的な信頼が感じられない。要するに、千秋様と春香の関係の「ネタへの落とし所」が変ってる。
  • というより、千秋様が心の中でつっこむので、今まで外に向けられてたものが発散されなくなり、結果として無印のような「強キャラ」っぽさが無くなってる。まぁ、バカ野郎な行動に対し、心の中ではそう思っていたのかと、参考にはなるが。
  • 藤岡がラッキー野郎になってる。藤岡はもっと、健気に努力するんだけど、旨みにありつけない。そういうキャラであるべきだと思う。無償で温泉に呼ばれ、あまつさえ夏奈の裸を見るとは許すまじ。藤岡があまり喋っていないのでなんとも言いようが無いが、キャラの根本的な部分が変ってしまうのは悲しい。
  • サービス描写過剰。無印みなみけは萌え主体ではなく、ギャグアニメとしてしっかり割り切れていたと思う。無印でのサービス描写はあくまでギャグの合い間に緩急を入れるためのテイスト。おかわりはサービス描写はメインディッシュ。一番おかわりで恐れていることは、みなみけがギャグアニメではなく、安っぽいエロコメに成り下がってしまうこと。
  • これが一番大きい変化だとは思うが、一話が短編で構成されたオムニバスでなく、厳密な時系列に沿った一話完結のストーリー物になっている点。これのせいで、積極的に笑わせようとしてくる「ギャグアニメ」というよりは、ストーリーの中に笑いをちりばめた「日常系コメディ」に変っていると思う。そりゃあ、無印と同じことやっても仕方ないので、一長一短ではあると思うが。私的にはGAがる〜んになったときくらいのショックがあった。


唯一の救いは夏奈の性格が変っていない点か。まぁ、これが一番でかいですけどね。夏奈は保守。
作画の変化は許容範囲。次回以降内田が可愛いかどうかで判断する。