みなみけ〜おかわり〜 第12話 ★×3

はぁ、結局フユキって何しに出てきたんでしょうね?
以前、フユキが要る理由ってのは「本当の意味で平凡な人間が、みなみけとの交流の中で、ちょっとだけ平凡じゃない楽しい毎日を過ごせるようになるサクセスストーリーにしたいらしい」と言いました。といういうより他に思いつきません。
でも今週、特に変化もなくフユキは去っていきました。そりゃあ、フユキにも目に見えないレベルでの心の変化はあったかもしれませんが、根本的には何も変わってません。勝手に責任背負い込んで、肝心なことは口には出せない。まぁ、そんなもんかもしれんけどな。
フユキの物語として見た時、さしたる変化もなかった。のなら、一体オリキャラを出してまでなにがしたかったのか。まぁ、可能性のひとつとしては春香留学の前座。フユキで、何も出来ず、何も知らされずに離れ離れになってしまう理不尽さを演出、次回へ繋ぐ。その割にはフユキというキャラへの愛着は全く芽生えなかったので、正直微妙。
もう一つは、みなみけの登場人物、主に千秋と春香、も人並みに悩んだりしながら生活しているんだよ、ってことを自然に物語に組み込むためのひとつの手段としてのフユキ。フユキとかいう悩みやコンプレックスだらけの存在を投入することにより、そこから波紋を広げて他キャラにも感情を吐露させるというもの。まぁ、この解釈が妥当か。
でも、何度も言いますけど、そんなこと誰も望んじゃいないですけどね。
今週の、子供染みた小学校の運動会に参加する千秋にもすごく違和感あったしな。千秋には、ルイズみたいに、ロリなんだけど、普通の小学生が送らないようなハイセンスな生活を送ってもらわなきゃイメージ上困る。子供っぽいのは、完璧な中の弱点のひとつとしてこっそり忍ばせる程度でいい。