オタトーク講習会

昨日の続きです。我々軍団はこの「オタトークが出来ないオタク」という事態を重く受け、その事態を打破すべく数時間にもわたる議論を重ねました。
その結果、出た結論が「オタトーク講習会」です。具体的には軍団員が教授となり、一人1時間30分、それぞれの得意分野のオタク知識に関する講義を行います。他の教授の方はその間、生徒となりその教授の話を聞きます。
これにより、最低でも「退屈なオタトークに耐える」訓練にはなります。1時間30分は聞いてる側も長いですから。あわよくば、どう考えても分野違いな講義の中にも自分が入っていけそうな切り口を見つける訓練にも繋がります。
同時に、講義をする側の人間は自分のオタク知識がどの程度かを再認知し、自分のオタクとしての自信を取り戻すのにも一役買います。
講義の形式は各教授陣の個性に任せられます。口頭でもよし。レジュメを作るのもよし。教科書を使用するのもよし。映像資料を活用するもよし。演習形式を取り入れても構いません。最後にはテストを設けている科目もあるようです。具体的にはふたご姫のお便りコーナーにイラストを送るというレポート課題を設けている科目もあるそうです。もちろんこれをやらないと単位は来ません。
私は映像資料とレジュメを用意しときます。試験は教場レポートです。単位はレポート出せば来ると思いますが、Aは難しいですよ。題目はまだ考え中ですが5〜6作品くらいのアニメを取り上げると思います。予習の必要はありません。
あとは軍団員のモチベーション次第や!本当にやるかどうかはみんなのやる気にかかっとるで。さぁ、今こそニュー・ジェネレーションの波に乗るときだ!!

XXXHOLiC 第一話「ヒツゼン」 ★×7

この作品のいいところは、甘ったるくないところ。というより、苦い。
妙に説法染みてはいるが、なるほど人間の普遍的な真理を捉えていると思う。
今回の後半部分のお話はアニメオリジナル。でも、あれですね。いますよ、「自分が不幸であると思い込むことで気持ちよくなってる」人は。自分が不幸だと思い込むと、やっぱりどんな事態でも否定的に捉える。そういう姿勢で物事に臨むと、やっぱりその物事も失敗してしまう。何故なら「どうせ自分はなにやっても無理だ」と思ってやったことが成功することはそうないから。今回の行間を読むとしたらこんなところでしょうか?
そしてこの話の特異な部分は、そうやって「思い込んじゃった人」に対して救済が無いこと。あのアヤカシに取り付かれちゃった人もあのまんま。自分自身が気持ち良く酔ってるんならそうすればいい。でも自分で気づかなくちゃ何にも変わらないし、誰かが不幸を取り除いてくれるなんて期待しちゃいけない。これが甘ったるくないゆえんですね。
作品全体としては、アヤカシの存在のインパクトがよく表現できていたと思います。原作の一枚絵でアヤカシを見せる技法とは違い、物量や色彩でインパクトを出せていた。やっぱり冒頭の追われる場面はコミカルですし、あの赤い瞳とか、気持ち悪くてインパクトありますよね。
それと侑子の店での対話劇。興味あるトピックスを常に提示し続けようとする努力が見られ、作品の重要概念を楽しく理解できたと思います。専門的な言葉を使うにしろ、やっぱり説明にはこれくらいの配慮は欲しいという模範的な例。
表現面でもメッセージ面でも卓越した作品でした。

ゼーガペイン 第1話「エンタングル」 ★×6

まだまだ本編の核心には触れていないので、なにをしようとしているのかは分かりませんが、楽しかったですよ。
学園生活と戦闘が今はまだ分離してる状態ですが、核心に近づけば主人公と世界との係わり合いももっとよく見えてくるようになると思います。

きらりん☆レボリューション 第1話「きらりん!アイドル革命!!」 ★×7

ま、あれですわ。絵がストライクゾーン。そゆことです。内容とかどうでもいいじゃん?ミルモでポンの作画がツボなのは散々言ってますね。あれと同じ感じの絵柄はやはりよい。極端なデフォルメもキャラキャラしてて非常に良いです。
でも、声が限界ですわ。あれさえどうにかしてもらえればもっと楽しく観れるんですけどね。声さえ聞かんようにすれば今期最大の萌えアニメなのは確実なんですけどね。しかし保志の声を聞き逃す訳にはいかん。一体どうすればいいんだよ!!オシエテクレヨヒロセザァーン!!