プリンセス・プリンセス 第12話「姫の選ぶ道」 ★×4

そういえばこれの感想って2話だかそのあたりから全く書いていなかった気がする。なんていえばいいんですかね。一度「これはギャグアニメだ。」と規定した辺り、別に第8話までは問題なく視聴できたんですよ。でも、9話の裕史郎の家族問題が浮上した辺りから作品の空気が急変、正直どうしようかと思った。私の気持ちとしてはアニマル横町のあみが実は壮絶ないじめ・虐待を受けていて、それをアニ横トリオと一緒に解決していこう並の作品の方向転換だった。
別に違和感と言うほどではなかったですけど、もはや別のアニメを見てる心地がしたのも事実。自分の中で生まれたその不整合を乗り越える手段は「彼らの悩み、それすらもギャグと捉える」というとても稚拙なものだったのです。いや、すまん。生徒相手に「お母さんを下さい!」と告白する教師、姫のリアル彼女に、ストーカー妹。ギャグだろ。


ただの人間には興味ありません。
「亨姫!行かないでー!!」
「転校なんてしないでー!」
「亨姫行っちゃヤダー!」
「君の応援がなかったら俺たち勝てないよー!」
「亨姫がいなくなるとホームラン打てないよ〜」

と呼びかける一般生徒を見て、思わず泣いた人がいたら、あたしのところに来なさい。以上。


どう見ても最終回もギャグです。本当にありがとうございました。