僕等がいた 第9話 ★×8

このアニメが「やるやらない」の話になったらきっとつまらなくなると思っていましたが、意外に面白いことに驚いています。たとえ、セックスがテーマになったとしても、明るく楽しく健全なギャグノリを忘れることなく、なんだかんだでベッドの上でも微笑ましいバカップルを見て一安心。
でもな、おいちゃんこれが夕方の六時とか四時とかにやってる局があるってのはどうかと思うんよ。確実にBPO送りは免れまい。いくら明るく楽しく健全な雰囲気とはいえ「全然○○○ないから」とか「○○どころか、全く、○すらも」とかは、小学生が聞いたら非常にまずいじゃないんかなとおいちゃん思うんよ。こりゃないしょのつぼみじゃすまんよ?全然ないしょじゃないつぼみとちゃうんかな?
それにしても矢野の、学校で私物売ってホテル代稼ごうとする姿はまさにセックスマンの鏡だったな。最近のわけぇもんは進んどるな。おいちゃんついていけへんわ。その切り返しに、ぞうの貯金箱でちょっとずつお金貯めようと提案する七美の可愛さは殺人的。「たまるよぉ〜?」はすごいな。あれでご飯三杯はいけます。はい。
やっぱりお互いの利害と思惑の錯綜するようなリアル恋愛なんてくそ食らえだ。ピュアでふわふわしてるほんのり暖かい、漫画アニメのラブストーリーだけあればそれでいい。プロセスや手段なんてリアリティーはいらないだろ。あればいいのは心情のリアリティーだけだ。あんなことあった後ならなおさらそのことが実感できる。