最終回の話

僕はよく、見てもいないアニメの最終回だけを見るって事をするんですよね。毎週欠かさず見てきた人には申し訳ないと思いつつも、ついつい。思うに、刹那的な高揚を得るという点において、最終回を見るという行為はかなりのレベルで満足を感じるのですよ。言ってしまえば、学校生活送ってないけど修学旅行は参加するみたいなものです。特に思い入れがあるものではないけれど、その場に立ち会っていることでの、その場から発せられる空気についつられて感極まってしまうような、そんな感じです。アニメなんて特に、特有の最終回っぽい空気を発するじゃないですか?あ、これで終わりなんだな、もう次の週には放送されないんだな、とそんな空気が。だからちょっとしたセンチメンタルにも浸れたりもする。
それに、これは持論としてアニメは第一話と最終回を見れば、その作品の程度が分かると思うのですよ。第一話はどうしてでもこれから先を見させるために最大級のインパクトあることをやらなくちゃいけないし、最終話は今までの作品の空気をまとめる役割だから、作品の色彩が最も色濃く出るし、最後に話が破綻してないかで作品の大筋を担う脚本のレベルが知れるじゃないですか。
何故、急にそんな話をしたのかというと、ラブゲッちゅの最終回かと思ってみたら、来週も何故か放送するとな。あれっ、おっかしいなあ、話は思いっきり最終回だったんだけどなぁ。ところでサークルではなんとなく皆ラブゲッちゅを見てる気がするのだが、これは必修科目なのだろうか?なないろなでしこ。