働きマン 第1話「女の働きマン」 ★×6

これを観ると働きたくなるような、働きたくなくなるような、そんな感じらしい働きマン。一説によると出版社を目指す人には特に第二巻の内容は参考になるとか、業界の人が読んだら「ハァ?」と思うとか。ついでにこれを読むと就職活動の士気が上がるとか、上がらないとか。
で、本編の感想だけど、ドラマですね。出版がどうこうじゃなくて、男か仕事かっていう釣り天秤が非常にドラマ的思考ですね。なんか、そのとっても一般化された平均的価値観が前提となって、作品世界が成り立ってるところが「オタクシャットアウト!」な感じがしました。嫌いではないが、そういう空気はアニメにするにはあまりに退廃的過ぎる気もする。普通にドラマでよくないっすかね?
松方の生き方には共感しないことも無いが、編集部なうえ、スキャンダルをすっぱ抜くとか非常に花形な仕事を特にその場面だけ取り出して描いているので、どうもそれが世間一般の仕事の類型には到底思えない。故に、別に就活頑張ろうとは思わない。第一話の時点では少なくとも、働くのっていいですね、と言わしめるには不十分さの方が目立った。
ところで公式ホームページの「あなたの周りの○○マンエピソード大募集!」に「絶望マン」と「悲しみマン」送ってもええかな?