幸せ探し

最近読んで幸せになった漫画達

成恵の世界 (9) (カドカワコミックスAエース)

成恵の世界 (9) (カドカワコミックスAエース)

成恵の世界だけはガチ。その台詞のための伏線があったとも言えない愚にもつかない展開の末に「好きだから。ただそれだけです。もしかして、そんなこともわからないんですか?あなたは人間なのに」と、これだけ恥ずかしい言葉を笑って誤魔化すでもなく、真正面にいえる漫画が他にあろうか。いや、これは完全な褒め言葉ですよ。あぁ、思春期のバイブルだ。
まじかるストロベリィ 4 (ジェッツコミックス)

まじかるストロベリィ 4 (ジェッツコミックス)

大先生絶賛の漫画、そして御大も大絶賛。最先端かどうかは分からないが、少なくとも最先端を行く大先生が認められるのだから、工場長のセンスより最先端に違いない。そして何気に半分くらい大先生と趣味が被っている僕も最先端に違いない。やっぱ懐古主義は今の時代にはウケないってことなんだろうな。
これ読むと退行した気分になるなぁ。まだ世界の全てに愛されていると思って生きていた幼子の心地がこんな素晴らしいものだったのか。世界が愛で満たされてるぅ。最初見たときは買う気なかったんだけど、こばと(仮)の1〜3話連載分が掲載されてるうぅ!連載中はちょっと立ち読みしただけだったし、下手したら次掲載されるのいつかも分からんしなぁ。私的にはXXXHOLiCやツバサよりもこばとが好きなんや。XXXHOLiCのようなダークサイドと反対側の、往年の20面相・CLAMP学園の頃のライトサイドな人間讃歌のキラキラした神々しいかがやきがこばとには満ちている。これ読むと世の中はいい人:悪い人=8:2くらいの世界だと信じられるよ。私的最盛期のCLAMPなら10:0も書けたんやけどな。しかしながら、こばとの可愛らしさはちぃさえ凌駕している節すらある。デフォルメ絵の小動物的可愛さはまさに匠の業。単に萌え漫画としても相当需要あり。
絶対売れるから、こばと(仮)は単行本化しようよぉ!第一部完結分だけでコミック一冊分には十分足りるんだからさ。


優しくなる漫画ばっかり読むと、残りの人生が幸せばっかりしか残ってないような刹那的高揚に浸れるな。ああ、俺人に優しくなれる漫画週間実施中だよ。