乙女はお姉さまに恋してる 第6話「夏の日の狂想曲」 ★×6

今回は貴子メインでしたが、おいらはまりや支援なので、むしろまりやメインの回。
まりやが貴子を目の敵にする理由が「生徒会のため、陸上部の誘いを断ったから」というのは、二人の仲の悪さを見る限り、一見すると動機としては軽すぎるように思われました。が、二人は昔から犬猿の仲であったようなので、ケンカするほど仲がいいの腐れ縁なんでしょう。そう考えれば、いっしょに部活したかったのに、それを断られたのが相当ショックで、そうしてくれなかった貴子への、まりやなりのあてつけ=愛情の裏返しってことでOKなんでしょうね。部活動云々をまりやの口から話さないのは、「実は部活動を放棄した不誠実さでなく、貴子が付き合ってくれなくて寂しかった」→「遠まわしの「好き」」を告白してしまうことになるからじゃないでしょうか。貴子が生徒会だとか、瑞穂の敵会社だとかは、それを隠すために言っている悪口であると。
そんな自分たちの関係をお互い「宿命」なんて言葉を使って、あえて対立することで二人が切っても切れないつながりを持っていることを確かめあう、そんなちょっと変わった女の子同士の友情と思えばかなりキュンキュンしますね。互いの一挙手一挙動に逐一反応を返す辺り、まりやも貴子も「かまって欲しいオーラ全開」ですもんね。はいはいツンデレ
そう思えばまりやが陰口たたく様も、貴子がムキになる様も相当に可愛らしい。ああーそんな小学生みたいな友情可愛いなー。