当然タイトルは「友情物語」

というわけでもんもんがメーリスのタイトルにして送ってしまうほどお気に入りな友情物語、当然買いました。

Believe My Love(初回限定盤)

Believe My Love(初回限定盤)

A面は「Believe My Love」で、B面が「友情物語」なんですけどね。素直に言うと、表題曲の「Believe My Love」はあまり好みでは無かったですかな。変にカッコつけているというか、気取っているというか、こういう曲ってあんまり得意じゃないんですよね。気づいてる人は気づいてるかもしれないですけど、むしろ歌ならキャラキャラした歌のほうが実は好きだったりする訳ですよ。例えばラムネの「Summer vacation」とか、最近なら「恋のミクル伝説」とか。おそらく歌の趣味だけならあるいはもんもんに近いかもしれないな。
という訳で、本題の「友情物語」。これはすげえぜ!単純に私の好みだけで言ったらハレ晴レユカイよりも好き。ハレ晴レユカイよりもテンション上がりまくりだぜこれはッ!!いやキャラキャラしていると言う点ではトップクラスの歌だなこりゃ。ほっちゃんAice5に興味が無くてもとりあえず聴いてもらいたい。そりゃもんもんもメーリスのタイトルにして送りたくなるよな。仕方ない。俺は許す。
言わばフルサイズの友情物語は単に二番の歌詞が付いた歌という位置づけでなく、友情物語の「完全版」と言った印象。
二番と次のサビとの間に流れるファミコンゲーム音楽を思わせるアップテンポの間奏、「そこで!」で間を取ってからの「大変!大変!大変と」のくだり、「オーレオーレファイトだ!」の二連発、そして最後のシメの「強く結ばれた絆」からさらに「未来の思い出になる 大切な宝物」とためにためてから、最後振り絞っての「友情!!」
なにもかもフルバージョンだけの演出、まさに完全版といった感じ。文章で幾ら言ってもこれは分かりませんよ。アニメで聴いてちょっとでも気になってる人は是非聴くべし。実際はアニメのショートバージョンの何倍もテンションが高い曲なんですよ。


これからはもんもんと友情物語しようと思います。僕は手を振るから、もんもんは笛を吹いてくれ。28日は俺の分まで応援してきてくれよな。バイト先のM野にさえ騙されなきゃわいもいけたんやけどな。

使ったってそうそう金は減るものではない

まだまだ金は有り余るようなので、色々購入。

TVアニメ「錬金3級 まじかる?ぽか-ん」ED主題歌集しちゃいましょう

TVアニメ「錬金3級 まじかる?ぽか-ん」ED主題歌集しちゃいましょう

という訳でしちゃいましょう。あやドリ、否、いち平野綾ファンとしては買って然るべきだろう。このCDは特殊で、曲は一つだけでそれの歌詞違い、歌手違いを全て収録という「EDテーマ集」という訳ですよ。同じ曲のバージョン違いを延々八曲収録。なんかこれだけでいろんな意味でわくわくしてきちゃうな。
で、曲自体だけど、「ままま もきもきムクムク ぷるるんカンショク ラベラベほわほわ」ってどんな電波な歌詞だよ。これでカラオケで歌える電波ソングのレパートリーが増えました。ありがとうございました。
とりあえず、八曲中四曲はのみこって言う人が歌ってるんだけど、ぶっちゃけ歌詞以外の違いが分からん(笑)多分違いの分かる人には分かるんだと思う。きっと。多分。おそらく。
で、声優バージョンだけど、これは出来がいい。一番いいのは斎藤桃子。あのアホみたいな声がこの曲にはよく合う。キャラに徹した演技と言う点では我らの平野綾様が一番やけどな。「何様的なあたしでGO!」の歌詞の高飛車っぽい歌い方はかなりの好演。
で、八連で聴いた感想だけど、この曲がよっぽど好きな人は楽しいんじゃないんですかね。わいは疲れた。
ちなみに歌詞カードにはかなりのこだわりを感じた。まじぽかオタなら多分嬉しい。
Sweetie

Sweetie

これも。折笠富美子のいつ以来になるかよく分からんシングルやからな。買わんと。と言ってもたいした感想もあらへんけどな。カップリング曲は正直子供にはさっぱりだと思うんだけど、アニ横のCDとしてはどうなのよ、とは思ったけど。
「吉永さん家のガーゴイル」オープニングテーマ「オハヨウ」

「吉永さん家のガーゴイル」オープニングテーマ「オハヨウ」

これもな。現在作品はいまいちだけど、この歌は聴くだけで泣けるからな。やはり二番の歌詞も感動した!!「明日このときが終わっても〜」の歌詞は本当に心打たれるものがありました。そのひたむきさと言いましょうか、純真さに涙。本編にもこれくらいまっすぐしたものがあればいいんですけどね…。何にしても歌のほうはオススメです。
スバラシキセカイ

スバラシキセカイ

前予告したeufoniusのミニアルバムな。やはりというか、七曲全てが隠しダンジョンのボス級の凄さだぜ。ベストアルバムと言うだけあって、どれをとっても寸分の隙のない布陣。こりゃファンには感涙モノだな。
特に感動したのが、双恋のOPだった「はばたく未来」。この歌の出だし聴いた瞬間、昔アニメの双恋を馬鹿にし合いながらも、それが実のところとても楽しかった頃の思い出が甦ってきてな。これは素で「あの頃は楽しかった」と感傷に浸ってしまった。多分、もうあんなふうに一つの作品を取り巻いて純粋に毎週わいわいする機会なんてないだろうからな。今だから思うけど、結局のところ私は双恋のことが好きだったんだよな。
それとはばたく未来にはPVが収録されていたんですけど、それ眺めながら本気で「うあああああああああああ、もう一度中学生からやり直してえええええええ!!!!!!!!!!!」と悶々としてしまった。いや、これは別に五月病って訳じゃなく、なんか一つのことを成し遂げたくなったと言うか、私にはもっと別の生き様があったんじゃないのかな、と思うわけですよ。これもアイツの新作連続リリースのせいです。なんにしてもはばたく未来は名曲です。
他にも、双恋フタコイのED聴いたときも涙腺ゆるみっぱなし。この年ですでに懐古主義ですか、あぁ、はい…。
新曲では表題曲の「スバラシキセカイ」が圧倒的。前に歩き出そうと思えばいつでも世界は素晴らしい!!という小難しい理屈無しの一直線の曲。ここまで爽やかという言葉が似合う曲はあまりないな。あまりに若々しく青々としてわいには眩しいくらいや。その上アニソンらしい小気味の良さを失っていないのがいかにもユーフォらしい。個人的には来期の「NHKにようこそ!」のOPにぴったりだよな、なんて勝手に妄想してるんだけどな。
それと「バランス」という曲。この歌聴くと死にたくなるよな!何と言いましょうか、人間はどれだけ大切なものを失ってしまったとしても、どんなに心が痩せ細っても、夢も希望も無くなってしまっても、ただ生きていくためだけに心の「バランス」を守り続けながら生きるしかないって、そういう歌。あああああああああ、無理だろぉ!大人になりたくねえよ、チクショウ!!!!
とまぁ、新旧問わず、どの曲をとっても悶々とさせられる実に破壊力の高いアルバムでした。かっ、感動した!!



当然永久アリス輪舞曲のドラマCDは買ったんですが、とても聴く暇もなく。

ゼーガペイン 第8話「水の向こう側」 ★×7

前回の「この世に自分以外の人間なんて存在していないんじゃないのか」という問いに対する解答編。
これも実に青臭い話なんですけどね、他人が「人間に思えない」のは、他人を自分の感情を満たすためだけの道具、自分の感情の捌け口としてしか相手を捉えていないからなんですよ。


例えばですね、自分のやりたいこと、遊びでも行事でも何でもいいんですが、があって、そのために友人を誘ったり協力を頼んだりしたとき、もし断られたり拒否されたりしたらイラッとしません?そのイラッとした時、無理矢理我を通したり、どうにかしてでも相手の行動をコントロールしようとすることってしばしばありますよね。でもそのときの気持ちを冷静に見つめなおしてみる。するとそれって相手の境遇を自分の好きなようにコントロールできるのを、当たり前だと思い込んだりしてる自分がいたりするんですよ。
つまり相手を道具のように好きに使ってもいいと思い込んでいる状態。作中で言えば、自分の水泳部が認められ、入部してくれる人間が現れるを当然だと思っていたソゴル。つまり、相手の感情無しに自分の目的に対し「他人の感情が従う」のが当然、こういう風に思っている内は実を言うと「他人を道具としてでしか捉えられない、自分の目的を果たすためだけの、自分しかいない世界の閉じこもっている」訳です。この狭すぎる世界に囚われている内はその人にとっての他人は存在していない世界に生きている。つまり今までのソゴルはそうだったんですよ。
でもいつかは他人が存在していることを思い知らなくちゃいけない。まぁ、それが今回の解答編な訳ですが、作中で示された答えはつまり「傷つけあうこと」なんですよ。うぉっ、なんと青臭い。
相手を思うがままにコントロールしたい、この願望は一生消えるものでもないし、常に対面する問題。でも、そういう場面に出会って、なんとか我を通そうとするときに摩擦が起きる訳ですよ。「なんであいつはあんな断り方するんだ」「何であいつは嫌がるんだ」「俺のこと嫌いなんじゃないのか」てね。でも、この自分が傷つくって場面に対峙したとき、初めて新たな問題に出くわすんですよ。それが、どうやって他人との納得いく妥協点を見つけようかという問題。
そりゃ、相手から拒絶されたら傷つきますが、もし相手が拒絶を示さなければ、その人にとってはいつまで経っても「道具のように利用する関係」しか芽生えない訳ですよ。拒絶と言う機会を経て、初めて他人の気持ちについて考える契機となる。ですから、実を言うと、この世に傷つかない人間関係なんて存在しないし、もし傷つかないならそれは人間関係未満の、お互いを「他人」として認知できていない関係に過ぎない訳です。
そして、自分が傷ついた事実と、相手が拒絶した事実を統合し、想像を巡らせた時、初めて人間の思考は「相手も傷ついているんだ」という実感に辿り着くんですよ。結局相手の痛みは想像しか出来ないけど、自分が傷ついた事実を他人の像に投影したとき初めて「実感」と呼べるものが浮かび上がる。あぁ、自分が傷つけられたのと同時に、相手も傷ついたんだな、って。だからソゴルの言葉を借りれば「傷つける痛みってのもある。ごめん。以上」な訳ですよ。
でも、「それ」が頭で理解できても、やっぱり傷つくのは辛いし、逃げ出したくなる。傷つけあうことこそが人間関係と分かった時から本当の意味で人間関係が始まるのと同時に、これから先傷つくことから逃げ出さない自分にならなくちゃいけないと覚悟するのですよ。だから「本当の痛みを知るのは、あがかなくちゃならないのは、これから」な訳です。うん、実に濃厚で中身の充実した話だったと思う。


結果として、今期のアニメの中でも考察対象としては頭一つ出た面白みがある作品にまで成長しました。興味深い。

ひぐらしのなく頃に 第八話「綿流し編 其ノ四 願い」 ★×7

「釘を刺そうとする」という身体的な痛みを伴う表現が出てきて初めて、この作品が怖いと思いましたよ。あれはおっかない。いままでは怖いと言うより、私としては鬱になるって感じでしたからね。
個人的には詩音の恐怖の叫びが色んな意味でびびった。だって私の家、実家なんで、夜中あんまり奇妙な音声流されると親が不信がるんや。それにテレビわいが見てた部屋からはおそらく隣の家に音声が少なからず漏れてたと思うんや。隣人だって突然あんな奇声聞こえてきたらビビるやろ?別に近所迷惑になってもええんやったらえぇけど。
それとスジモンは実家に処刑室、体に入れ墨、街中で義兄弟の契り、死体は井戸に捨てる。これがスジモンワールドか…。
にしても鬼隠しでは殺そうとしてきたレナは今回超パートナーだし、警部はなんか感じ悪いし、レナに引き続き魅音も二重人格と発覚するし、もう誰も信じらんねえよ、チクショウ。
それにしても、今回の話だけ見ると今までの事件、鬼隠し編も含めて園崎家の仕業に感じられるんだけど、たぶん違うんでしょうな。最近ご親切にもS原氏が頼んでもいないのに私の前で華麗な推理をしてくれましたが、私は「そういう考えの人もいるんだな」程度で考えてます。あいつ厨で自分の言い分は絶対正しいって感じの言い方するからさ、私は好きに推理させてもらいます。でも、やっぱりアニメは単純に反読性の不便さにおいて推理に向かないから、純粋なエンターテイメント用かな。
ところで、私は圭一が実のところ「実際に目で」誰かの死体を確認したことは一、二章通して一度もないのが気になっているんですが、これ何か重要そうかな。実は言われるほど殺人は起きていないとか。